ノクチルックス ~とろけるような描写~
Leica MP + NOCTILUX-M 50mm f1.0
今日ノクチルックスの現像第一弾が上がってきました。
薄暗い室内での撮影をISO100のリバーサルフィルムで慣行したにも係わらずシャッタースピードは125~500。想像以上に一段分の明るさはアドバンテージが大きいようです。
開放でのボケはまるで薄いベールに包まれたような柔らかさ・・・。晴天のサーキットをちょっと絞り気味に使用すると現代レンズの優等生的な発色のよさとコントラスト・・・。
万能レンズじゃないか・・・・
(でも重くてでかくて死にそうだ)
まだまだノクチの性能に撮らされている感は否めませんが、このレンズ、ハマりそうです。
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コメント
やはり、見るからに大口径レンズで撮ったという写りで、素晴らしいですね。
価格が全然、違うので比較するのはアレなんですがペンタックスの50mm/F1.2でも、こうはボケてくれません。
ボケの質も量も全然、違います。独特な濃厚さとボケの色がとけあうような感じになる部分がいいですね。
投稿: Sin-1 | 2005/10/12 22:37
う~ん。やっぱりスゴイですねえ。このとろけるようなボケは!
私もこの場所が分かっているだけにおそらくノクチならシャッターは余裕だろうなあと想像していました。
けれど、来場者で混雑している上、少しでも体が動いたらピンを外す危険のある中、神経を使うレンズですよね。私なら体と呼吸の両方止まっちゃいますね(笑)いずれにしても大変なレンズですねえ。
投稿: itamura | 2005/10/13 00:00
こんにちは
凄くいい写りですね
伊達に高いだけのレンズではないですね
凄くあまーい感じの官能的な優しいボケですね
ライカにつけると何だか凄くレンズがでかくて重そうに
見えるけど、この写りは何とも言えない良い感じですね
投稿: こうせい | 2005/10/13 11:03
>Sin-1さん
被写体的にも、構図的にも工夫していない写真ですが、この写真が一番飴が溶けるようなボケ具合を表現していたのでアップしてしまいました。あまりこれに頼ってしまうと同じような写真の連続になってしまう魔力を持つレンズです
>itamuraさん
心配していたピントズレですが、シャッタースピードに助けられて思ったほどズレは感じませんでした。ただ、最短距離で開放で撮った時狙ったピントゾーンにばっちり合わせるのは難しいっすね。でも面的なものに関しては以外に許容範囲は広いように感じました。
>こうせいさん
大きさはまだ仕方ないとはいえとにかく重いです。ものの本によりますと他のレンズより比重の高いレンズを使っているとか・・・今ではかなりイレギュラーなf1.0の明るさを得るためにはこの代償は仕方ないかもしれませんね。
投稿: Shig | 2005/10/13 18:26
やっぱり味が違うな~と感じました。
経験から油絵の筆で重ねるように描いたノクトンの印象を想像していましたから
確かにとろけるような描写には、まろやか?な味わいを感じますね。
ただ、重いのはキツイですよね~。肩がこりそう。
(↓すみません、誤投下しています。)
投稿: ベルボン | 2005/10/13 19:54
>ベルボンさん
ノクトンも明るいレンズですが、比べてみるとボケの方向性は全然違います。おっしゃるとおりノクトンは油絵的印象派、ノクチはガラス細工のような印象派という感じがします。
次回は屋外での写真をアップしますね。
投稿: Shig | 2005/10/13 23:17