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2005/09/30

おしながきに無頓着

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Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

商売気がないのか、それともメニューなんか掲示しなくても常連客がくるのか・・・・そりゃあもうなげやりな看板です。でも、最近流行りのおしゃれな立て看板もいいですが、こういう味のある看板も絵としては面白いのですけどね。

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Leica M5 + RICOH GR21  ※クリックすると大きい画像が表示されます

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2005/09/29

Snaps

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Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

こういったスナップは久々の掲載ではないでしょうか。いつもアンダー目で撮っていますのでこういった可愛らしい被写体は今風にハイキーで仕上げてみました。

女の子の顔とガチョウがカブってしまったのが残念ですが、ジーンズのブルーがしっかり「Planar blue」で表現されて嬉しいです。
たまにはこういった写真も楽しいな。

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2005/09/28

画角使い分け

20050928
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM ※クリックすると大きい画像が表示されます

モノクロの目、カラーの目があるように画角の目というものは存在するようです。一日の撮影で違う焦点距離のレンズをとっかえひっかえして写すとどうもリズムがとれません。
(以前ズームレンズを使っていたときの感覚はもはや微塵も残っていません。)

今回35mmメインから50mmへシフトしたのですが、最初の2~3本くらいまでは画角の違いで「せまっ」と違和感があったのですが、4本目辺りからは随分50mmの感覚に慣れてきました(50mmらしく上手く撮れているかどうかは全く別問題)。

なんか順応性のレスポンスが上がってきたように思います。50mmから35mmにシフトした頃は10本目くらいでやっと慣れたのですが、今回は以前も経験している50mm。やはりメインで使っていた感覚はどこか残っているのでしょう。

さて、今後なんですが35mmと50mmの標準領域をどのようなタイミングでどのように使い分けていくか悩みどころです。一日でとっかえひっかえすることは論外にしても並行して使っていった方がいいのか、ある程度まとまった期間一本化した方がいいのか・・・・。

どうも私のタイプとしては後者のタイプに落ち着きそうな予感がしています。

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2005/09/27

消えた初日初撮り初アップ

20050927
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

人事からメールが来ました・・・・・。

社内研修のお知らせ
このメールを受け取った人は必ず研修に来ちゃってくださいね。
もし来なかったらボーナスないかんね。きゃはっ!
                                  人事部

あーあ、研修かよぉ。忙しいのに・・・それも金曜から土曜って・・貴重な休日がぁぁぁ。もうがっくしです。で日時は・・・・と・・・・

10月21日(金)、22日(土)……………………はぁ?21日だってぇ?
GRデジタルの発売日・・・・・_| ̄|○

ほんでもって場所は人里離れた山奥の研修施設。初日初撮り初アップの野望はこの時点でついえました。あまりに悔しいので今日ヨドバシで「もしかして20日の閉店間際だったらブツありますよね?誰にも言いませんから売ってくれませんでしょうかね」と頼んだのですが

「無理っすね」

との冷たいお言葉・・・・。「誰が買ってやるかいっ!もういらんわっ」とは言えない悲しさ。仕方がないので翌日、研修の帰りに買って帰るしかないようです。
と、いうことで作例アップはちょっと遅れそうですが、その分日曜日にがんばりますね。

※ヨドバシで聞いたら現在百数十人予約しているということでした。今から予約だと初日購入は微妙なところですかね。(「Shigさんは初日の予約なので楽勝ですね」と言われてもなんか虚しい)

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2005/09/26

Planar blue

20050926
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

以前ズミクロンで雲のない空を撮った写真(8/258/26)と今日のツァイスプラナーで撮った写真を比べると若干の露出の差はありますが、ズミクロンブルーは悩みをかかえたクセのある深いブルー。それに比べるとプラナーブルー(本日、9/20)はスコーンと抜けた元気いっぱいの少年のようなブルーといったところでしょうか。

※でもスキャンするとこの雰囲気の半分も出ないなあ(涙)

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2005/09/25

プラモデルの時代 マブチ水中モーターの悲劇

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Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

船系のプラモデルと切っては切れないアイテムが「マブチ水中モーター」です。モーターと電池が一体となった潜水艦状のもので、このモーターの上部には吸盤がついており、これを船の底につけることにより推進力のない船の水上航行を可能にするものなのです。

お風呂などで遊ぶのが基本なのですが、お風呂ではあまりにも狭すぎます。男の子ならなんといっても大きな池で遊んでこそというものでしょう。池の真ん中で沈没するリスクを負ってでも大航海に出ねばなりません。

男には 負けるとわかっていても 戦わなくてはならない時がある

気分はもうキャプテンハーロックです。しかし現実はそう甘くなく、何度となく対岸(向こうには回れない)に行ったっきり帰ってこなかったり、池半ばで沈没したり散々な目にあったものです。

数々の失敗の中で一番悲惨なのは友人J君の話です。彼は家のお風呂でも物足りないが池や川でのリスクも負いたくない・・・・と、いうことで銭湯の広いお風呂で遊ぶという選択をしたのです。

ご自慢の魚雷艇にマブチ水中モーターを付け機嫌よく走らせていたのですが、大きな湯船の真ん中で急に魚雷艇が停止します。

しばらくしてお風呂の端でゆったりと湯船に浸かっていたおじさんが悲鳴をあげます。

おおおおお、痛ててててててぇぇぇ!

立ち上がったおじさんの股間を見て友人J君は戦慄しました。なんとおじさんの股間には男性のシンボルの横にJ君の「マブチ水中モーター」がぶら下がっているではありませんか。

真相はこうです。湯船で長く遊んでいた「マブチ水中モーター」の吸盤がふやけて船体から外れ、まさに魚雷のようにお風呂の底をおじさんの「お股」に向かって単独攻撃したのです。そしてモーターのスクリューと股間のヘアーが絡まってしまったというわけです。
※J君が散々怒られたのはご想像の通りです。(しかしどうやって外したんでしょうねぇ)

このような子供のちょっとした冒険心を煽るようなアイテムが最近は減ってしまったように思えます。遊び方を自分で考えるアイテムこそ子供に必要なのではないでしょうか。

※本日は一部、品のない表現がありましたことをお詫びいたします。

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2005/09/24

プラモデルの時代  子供期編

20050924
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

昨日の記事から自己触発されて今日もプラモデル関連です。

パソコン、ゲームが全盛の現在と違って私の頃の子供の遊びにはさほど選択肢はありませんでした。そしてその中で「プラモデル作り」は大なり小なり私の世代の子供たちはそれなりの経緯を辿ってきたことかと思います。

小学校低学年の時代からかなりプラモデル狂だった私はそれはもう、お小遣いで手に入るものであればなんでも作ってました。男の子の定番「戦車」「飛行機」「クルマ」「艦船」だけに留まらず「お城」「屋台」「おばけ」「忠臣蔵フィギア」・・・現代のヲタクも顔負けなほどの入れ込みようでした。

当然、クラスの友人もプラモデル好きが多かったですから、どんどん完成品が溜まっていくわけです。しかしながら当時のプラモデルは作った後、さほど寿命はありませんでした。なぜなら・・・・

小学校中期の子供は完成品で遊んでしまうのです。

まだ10歳前後、本当に子供ですよね。プラモデルは作って飾るものとして認識しておらず、「作ったら遊ぶもの」として大いなる役目があったわけです。

遊び方も今ではちょっと難しいくらい過激だったですね。子供でも簡単に手に入った「2B弾」という簡易爆竹で粉々にしたり、かんしゃく玉を投げつけて破壊したり、メチルアルコールを満タンにした戦艦を公園の池に浮かべ、火をつけて沈没させたり・・・。

まさに「スクラッチアンドビルド」。苦労して作り上げても散り際の美学を求めていたのです。大人から言わせれば

せっかくお小遣いで買ったのにすぐ壊してしまうなんてもったいない

と、当然思うのでしょう。でも大事に飾っておいてもそのうち壊れて捨てられてしまうのです。いっそ派手にぶっ壊したほうがどれだけ潔いか・・・・。子供ってそういうところはなぜか本質に基づいて行動していたのかもしれません。

そして小学校高学年から中学にかけては、同じプラモデル作りも「子供期」から「青年期」に入ってゆくのです。(次回があるかどうかは別にして、とりあえず続く)

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2005/09/23

趣味と仕事

20050923
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

自分の好きなことでお金を稼げればどんなに楽しいことか・・・・誰しもが一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし趣味→仕事ということを短絡的に結びつけることは難しいようです。趣味はあくまで趣味として継続する方が楽しいことが多く、「収入を得るための手段」と化した時点から本来の楽しさを失ってしまう事がほとんどではないでしょうか。
学生時代は将来就かないであろう職種をあえて選んでバイトしていました。その中で

「もしかしたら楽しんでお金も貰えるかも・・・」

と色気を出したアルバイトが「イベント展示用のプラモデルを作るバイト」でした。好きなプラモデル作りでバイト料が貰えるとはなんて幸せなんでしょう・・・
と喜んだのは一瞬の事。楽しいはずの創作活動がノルマとしての単純作業に変貌してしまい、さらに報酬を受け取ることへのプレッシャーなどで「楽しみ」から「義務=負担感」に変貌してしまいました。

ため息をつきながらはプラモデル作るなんてな・・・・

この仕事を請けたのはこの一回だけでした。仕事は仕事で「やりがい」とか「達成感」において喜びを見出すとして趣味的な楽しみとは一線を引かなきゃならんと実感したもんです。

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2005/09/22

字幕マジック

20050922
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

WOWOWなどで映画を見る場合どうしても吹き替え版より字幕版を見てしまいます。日本の声優さんはレベルが高いので吹き替え版はそれなりに楽しめるのですが、どうしても最初はオリジナル版を見たいと思ってしまいます。
しかしオリジナル版でも生の声として日本語が混じっている場合もあるわけです。ブレードランナーなどがその代表例でしょう。
また、日本を舞台にした映画では字幕が逆転する場合があります。映画「ブラックレイン」などがそうですが、この映画で印象に残っている字幕がありまして・・・・

若山富三郎演ずるやくざの大親分がドスの効いた声でいう台詞。

「おんどれ歳なんぼや!」

さすがベテラン俳優、そりゃあもう、迫力満点です。
ところが「ブラックレイン」はアメリカ映画、日本語の台詞には英語で字幕がつきます。そしてこの迫力のある台詞の時の英語字幕は・・・

「How old are you?」

いや・・・確かにそうなんですけどね・・・日本語表現の豊かさと異文化のギャップを感じた瞬間でした。

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2005/09/21

Open heart

20050921
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

中学時代、親に隠れて自転車屋でアルバイトをしていた時は日に何台もスポークから自転車を組み上げていました。一本一本は細いスポークもバランスよく組むことによってその脆弱な風貌には似合わない強靭さとスピードを生み出してゆきます。

私が自転車に惹かれるのは協調とバランスがかもし出す魅力に魅入られているのかもしれません。

ハートのような車輪の影はティファニーのオープンハートより私の心を掴みます。

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2005/09/20

50mm Returns

20050920
Leica M5 + Planar T*50mm f2 ZM

久々に脳天気な原色パキパキの写真です。そして色だけでなく焦点距離も久々・・・・。

苦手意識を持ちながらおっかなびっくり挑戦した35mm。すっかりその画角のオールマイティーさにハマってしまい、それ以来35mmがすっかり超標準レンズとして定着してしまいました。

そのあまりに汎用性の高いこのレンズは私をワンパターン依存症に誘い、とうとう

-35mm以外は単なる火遊び

とまで思わせるご執心ぶりでした。しかしながら21mmで新しい世界を覗き見ながら

-もう一度原点に還ってみようか・・・・

と、急に思い立ったのです。久々に覗く50mmのなんと狭いことか・・・。何を撮っても中途半端な切り取りに・・・。50mmを上手く使いこなせている方は50mmを35mmにも75mmにも演出してしまいます。
ところが35mmに慣れきった私は常に75mm的望遠視点。35mm以上にワンパターンを繰り返すばかりです。

50mmでいろんな表現ができたら・・・・そうしたら35mmでも、もっといろんな表現ができるのではないか・・・そんな気がしています。
50mmはやっぱり難しいです。でもワクワクさせられる画角でもあるんですよね。

※21mmも引き続きチャレンジしてゆきますけどね

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2005/09/19

Welcome 外付けファインダー

20050919
MINOLTA CLE + RICOH GR21 f3.5

RICOH のGR21レンズを買ってから外付けファインダーを使うことが多くなりました。当然M5、MP、CLEには21mmのファインダー枠はありませんから広角の構図を撮るにはどうしても21mm専用のファインダーが必要になります。

ただ、M5、MPに装着した場合シャッターを押すまでの儀式が若干やっかいです。私の場合以下の手順

1)21mmファインダーで被写体の撮り方を決定
2)本体ファインダーを覗き「露出」を合わせる
  ※ところが21mmファインダーを覗いていたので鼻息でファインダーが曇るときあり
3)本体ファインダーでピントを合わせる
4)もう一度21mmファインダーで最終フレーミングをする
  ※この段階で被写体がいなくなっていることも何度かあり(涙)
5)シャッターを押す

このようにふたつのファインダーを行ったり来たり・・・慣れるまで撮影リズムが若干とりにくのです。そこで最近ではCLEに装着することが多くなってきました。CLEだとピントにシビアな時以外は目測で距離を測り、ほとんど21mmファインダーで覗いてシャッターを切ります。露出が自動なだけで相当ショートカットということですね。

外付けファインダーはさすがファインダーに特化しているだけあってその視界のヌケのよさは内臓ファインダーの比ではありません。覗いているだけでうっとりするファインダーばかりです。最初は鬱陶しかった外付けファインダーですが、今はすっかり気に入っています。

さて、話題のGRデジタルですが、光学ファインダーが内臓されていないという点で大きく評価が分かれているようですが、ワタクシの意見としては

-ないものはないものとして割り切ったらこれはこれでいいかも
-コンパクトデジタルカメラ+各種外付けファインダーなんて個性的
-ほぼ全自動のデジカメで外付けファインダーは面倒ではない
-むしろデジタルカメラ+ヌケのいい専用ファインダーってすごくいいかも

携帯性?外付けファインダーがなくても撮影できますし外付けファインダーを携行するくらいどーってことないです(私は)。とても致命的欠陥には感じていません。

ちっちゃいボディーにライツのクラシックなファインダーなんかミスマッチ的でかっちょいいっ・・・・。

モノ的楽しみ方も広がりますし、新しい感覚で撮影することのプラスαがあればいいなあ。(でもライツの21mmファインダーは高いや(涙))

※今日の写真は激しくゆがんでいますが、21mmって気を抜くとこうなるというよい事例です(汗)自戒をこめて修正なしで掲載しました。

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2005/09/18

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

20050918
MINOLTA CLE + RICOH GR21 f3.5

今日は毎年恒例のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展(at 西宮市大谷記念美術館)に行ってきました。同居人が絵本マニアなので連れられて1993年から連続して通っているのですが、絵本も原画で見ると作者の思い入れやこだわりがダイレクトに感じられてこれまたいいのですよ。

著名人ばかりでなく無名の新人の作品も多く、自由な発想と奔放な表現に触れることはいろんな意味で刺激を受けています。

毎年この時期に西宮市大谷記念美術館で行われているため年々来訪者が増え、今日も朝一番に行ったにも係わらず満員御礼状態でした。

展示が絵本ということもあり子供連れの家族も多く、子供さんと一緒に芸術に触れるいい機会として人気が高いようです。ただ、そういったおおらかな雰囲気で展示されるものですから一部の心無い来訪者もここ数年ちらほら見かけるようになってきました。

■明らかに子供さんが飽きていて騒いでいるのをほったらかしにしている親御さん
■少々話しをしてもいい雰囲気に絵には関係ない世間話に夢中な大人
■乳飲み子が泣き叫んでいても関係ないとばかりに絵を観続ける母親

絵本の原画展ですから「許される範囲」と「超えてはいけない一線」の判断は難しいところでしょう。しかし、ほとんどの家族連れの方がマナー良く楽しく絵を観ているだけに本当に残念です。

※いろいろと気をまわして観るのも疲れますので来年は有休を取ってゆっくり観にいこうかな・・・。

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2005/09/17

趣味車奇譚 パワステって何?

20050917
Leica MP + RICOH GR21 f3.5

この間友人の車を運転したときのことです。走り出してすぐにハンドル操作に何ともいえない違和感・・・・。

なんだかこのハンドルは・・・ううう、気持ち悪いぞ

別に友人の車が壊れていたのではありません。普通のハンドルです。ただ、今ではクルマ装備の標準機能「パワーステアリング」が付いていただけなのです。
あまり他の人の車を運転する機会のない私はパワーステアリング付のクルマを運転するのは数年ぶり。すっかり忘れていたのですが、

私が今乗っているクルマにはパワステが付いていなかったのです(すでに意識なし)

確かにパワステは便利です。すっげぇ楽チンです。でも・・・・すっかり「パワステなし」が標準になってしまった私にはダイレクトな操作感がない「パワステ」は残念ながらちょっとモノ足りなく感じてしまうのです。

「パワステのクルマには絶対乗らない」というわけではありません。こちらの方が自然で気持ちいい・・・という感じでしょうか。今では一般の方はノンパワの車ってあまり経験がないかもしれませんが、「クルマを取り回しているんだぞぉ」というダイレクトな感覚は経験して欲しいところです。

※ただ、ジムで筋肉が疲労困憊している時「ノンパワーステアリング」はめっちゃツラいです。駐車場から出る時などつい「うりゃあっ」っと声をあげてしまいます。

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2005/09/16

ゴットファーザー

20050916
Leica MP + RICOH GR21 f3.5

皆さんは「モノ」に名前をつけるという習慣がおありでしょうか。
一般的にそういう事をすることは「ヲタク的行為」と言われていますが、もう少し一般的な事例として自分の乗り物に「○○号」と名づけてしまうのは誰しも一度は経験するものではないでしょうか。子供の頃自分の三輪車に「タケちゃん号」と名前をつけるのもその一例ですね・・・。

学生時代のいきつけの喫茶店ではよくバイク乗りが集まっていたのですが、この店のしきたりとして新しいバイクを買うと必ず名前をつけなければならなかったのです。その後その名前で呼ぶかどうかは別にしてとりあえず

「今度のバイクは○○号にしたかんね。名前付けたかんね。」

と宣言しなければならないのです。ここで躊躇したり、凝った名前を考えようといつまでも宣言しないと悲惨な運命が待っています。そうです、仲間ウチから勝手に名前をつけられてしまうのです。

お前のバイクは今日から「つぐお」だ

と、周りが先に宣言してしまうと「ファイアーフォックス号」とかカッコいい名前を考えていたとしてももう間に合いません。次の日から

「お前の「つぐお」はエンジンの調子が良さそうだなあ」

とか言われてしまうのです。百歩譲って「つぐお」はまだ我慢できるとして(本当に我慢できる?)、私が記憶しているなかで一番悲惨だったのは、ある友人Aのホンダの最新バイクに最高に不名誉な名前をつけられたことでしょうか・・・・。

「今日からこのA君のバイクを『ゆるい肛門号』と名づける!」

ぴかぴかの新車(まだ数キロも走っていない)がその瞬間から「ゆるい肛門号」と呼ばれ続けたことは涙なくしては語れません・・・。

それ以来私はバイクやクルマを買う時は納車の前から「今度のバイクは○○号だからね!」と宣言することを忘れないようにしています。

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2005/09/15

ハードゲイ戦略

20050915
Leica MP + RICOH GR21 f3.5

会社のメールをチェックしていると総務から

「第三回社内フォーッ」 

という件名のメールが来ておりました。

-うひゃあ、うちの会社の総務にとうとうレイザーラモンHGが配属されたのか?
-中期3ヵ年計画はハードゲイ路線なのか?

と一瞬ひるみましたが、よくよく見ると実際のメール件名は

「第三回社内フォーラム開催のご案内」
※「ッ」は勝手にイメージ

私のメーラー(Outlook)設定の「件名フィールド」が単に短かっただけでした。
残念・・・・いや、別にそれだけなんですけどね・・・・
(最近ちょっとお疲れ気味かも・・・)

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2005/09/14

撮りたくても撮れない被写体2

20050914
Leica MP + Summicron 35mm f2 (6elements)
※クリックすると大きい画像が表示されます

以前も陸上の練習をしているフォトジェニックな高校生がたまたま「女子校生」であったため泣く泣く撮影を諦めた話を書きましたが、先日も撮りたくてたまらないのだけど撮れない被写体に出くわしてしまいました。

街中での撮影を終え、クルマのところまで戻ろうとした矢先です。日も少し斜めになりかけていい光線の加減です。私の前をひとりのガタイのいいお兄ちゃん(青年)が歩いていました。クロっぽいアロハからはたくましい腕が覗いています。
それだけなら別にどうってことないのですが、

そのむき出しの腕には手首から上、見事な「刺青」が・・・・・

ベッカムのような今風の「tattoo」ではありません。俗に言う「くりからもんもん」というやつです。健さんのアレですね。
そりゃあ手首から龍が昇っているんですからね。もう芸術品です。しかしこの芸術品は人の腕に描かれてるんですね。それでまたこの芸術品を所有しておられる方は一般的には「non堅気」の方が圧倒的なんですね。

-滅多にお目にかかれない素晴らしい被写体・・・・
-後ろからこっそり撮ればばれないかも・・・
-でも運が悪いことに今日のレンズは21mm・・・
-相当寄らないと絵にならない
-ああ、どうしよう・・・

後ろで「撮ろうかやめよか音頭」を踊っていた私を尻目にその怖いお兄さんは早足で雑踏に消えてゆきました。「ああ、惜しかったなぁ」とつぶやきながらも心の中ではちょっとホッとしてたり・・・・・。

人生リスクはつきものです。しかしながら今回のケースは只の写真好きが人生を引き換えに撮影を慣行するには余りにリスキー。ハイリスク超ローリターンです。自転車や三角コーン写真家が下手に色気を出しちゃいけません。くわばらくわばら。

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2005/09/13

GR DIGITL 見参

20050913
RICOH GR1v

本日会社帰りに梅田ヨドバシにて

「GR DIGITL」予約を一発ぶちかましてまいりました
※さすがヨドバシ、すでに予約登録準備が出来ていました

細かいスペックや発表会の報告は他にもいろいろ書かれておりますので今更私がどうのこうのいう事はありません。噂でささやかれていたようなサプライズこそなかったものの、ワタクシ的には全く不満はございません。
極めて理想的なデジタル版GRにできあがってきたと思っております。

余計な事をせずにストイックな姿勢を保つ・・・・これぞGRのあるべき姿。無理をせずシンプルに質の追求をする・・・後は撮影者次第というところでしょう。

このブログで「銀塩使いが幸せになれるコンパクトデジタルカメラ」

と、勝手に決め付けたGRデジタルの理想的ポジションがあと一ヶ月あまりで現実のものとなろうとしています。今まで決して上手くいっているとは言えなかった銀塩とデジタルのコンビネーション。いまや「GR DIGITL」&「GR1v」という変態的なコラボレーションまで視野に入っています。いやあ楽しいったらありゃしない。

手元に「GR DIGITL」が届くまで後38日・・・・

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2005/09/12

またやってしまいました  _| ̄|○

20050912
Leica MP + RICOH GR21

「やってしまったがや」でフィルム装填ミスをやった私ですが、今回はヘビーダメージの一発をやってしまいました。
わざわざ京都から鶴橋のコリアンタウンまで撮影に来た私はミノルタCLEに400のフィルムを詰め、気合十分に撮影をこなしていたのですが・・・・。
36枚撮り終わっても巻上げレバーがまだ作動。一気に血の気が引きます。

フィルム巻上げてないやん・・・・・

やってしまいました。CLEのスプールにフィルムをかませるのは若干儀式が必要な事は承知していました。でも今回は時間の制限があったことや、巻上げテンションが「フィルムあり」と同じくらい感じられていたのでしっかり確認していなかったのです。

36枚全滅・・・・「36枚全滅だと?シャアが見てるんだぞ、シャアが・・」

-巻上げられていないフィルムを見ながら全身の力が抜けてゆきます・・・。
-もう、駄目だ。撮る気になれない・・・もう帰ろう・・・・

すっかりめげた私はいったん駅の方に足を向けます。しかし・・・

-来年の海外旅行で何かミスがあった時、めげて帰国するのかい?
-ミスをするたびに「もう、や~めた」と撮らないのかい?

そうです。精神的にめげても撮らなければならないシチュエーションだってあるはずです。一旦落ち込んだモチベーションの中、自分がどこまで撮れるものなのか試すいい機会じゃないか・・・・・

凹みまくりのこの状況を精神的修行の場として利用しようとする自分がそこにはいました。小、中、高と体育会系だったせいか修行という言葉が大好きです。でもここまでくるとほとんどマゾかも・・・・と思うときもあります。

※その後がんばって撮った写真もCLEとの露出設定がアンマッチでほぼ全滅。くそぉ、来週末は10本くらい撮っちゃる!むしゃくしゃするからレンズも買うちゃる!←そうもってくるか・・・

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2005/09/11

9・11

20050911
Leica M5 + RICOH GR21  ※クリックすると大きい画像が表示されます

今日、9月11日は私の○○回目の誕生日でした。ごくごくありふれた何のイベントにも絡まない日だったのですが、4年前から世界で一番有名な日になってしまいました。それもとても悲しい日として・・・・。

数十年後この事件がどのくらい世間の意識に残っているかわかりませんが、少なくとも私の中では一生風化しない出来事として心に刻まれています。

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2005/09/10

偏食日記  冷たいのがお好き

20050910
Leica MP + Summicron 35mm f2 (6elements)

生ぬるいものが苦手です。熱いなら熱い、冷たいなら冷たい。そこのところにはちょっとばかしうるさいのです。

特に冷たいもの・・・冷えた飲み物は徹底的に冷えてないと許せません。家で冷たいものを飲むときにはグラスの中の氷の占有率は7割です。効率より実を優先します。
※当然グラスも冷えていないといけませんので居酒屋のようにグラスも冷凍室に並んでいます。

こういった嗜好を持つ私が一番辛い思いをするのが「海外」です(滅多に機会はありませんが)。海外では氷を入れる習慣が少ないうえに、水の相性を考えると「ノーアイス」で頼まねばならない・・・・。つまり

海外ではキンキンに冷えた飲み物が一切口にできない

これは結構私にとって厳しい条件です。それでもやはり海外で体調を崩したくはありませんから「ノーアイス」は守っておりました。
エジプトカイロのホテル内のカフェでオレンジジュースをオーダーした時のことです。「ノーアイス」とオーダー時にしっかりお願いしたにもかかわらず出てきたオレンジジュースに氷が入ってきたのです。

-このまま飲んじゃおうか
-いやいやそれはあかんやろ
-仕方ないや・・・・「ノーアイス、プリーズ!」(いらん言うたやろ・・・)

エジプト人のウェイターは「いやいや、すんませんなぁ」という笑顔でカウンターの中にオレンジジュースを持って帰ります。「やっぱり氷が溶ける前に飲めば大丈夫だったかな」
とちょっと後悔しながらふと、カウンターの中を見ると・・・・

ウエイターが指をグラスに突っ込み氷をかき出しているではないですか

なんばしょっとですかっ

その瞬間ウェイターと眼が合います。さすがに「見られちゃった」という表情を浮かべましたが笑顔を振りまきそのまま私の席に・・・

そしてウェイターがひと言・・・「ノープロブレムっ」

あんたが言うか、あんたが・・・・・

イスラム圏のそういったいい加減なところって私は大好きなんですが、この時ばかりは腰がへろへろになりました。

海外に行くときに味噌や醤油、梅干などは持っていくことはありますが、簡単にミネラルウォーターから製氷できる簡易製氷機とか出てくれませんかねぇ。
※あっ、もし出たら海外だけでなく会社でも使えるやん。いいじゃん、これ。
※需要が少なすぎて無理です (メーカー談)

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2005/09/09

ヘビーブロガーは大忙し

20050909
Leica MP + Summicron 35mm f2 (6elements)

「memoranda」のmarmotbabyさんも仕事とブログ管理の関係を言及されていますが、毎日に近いペースでブログを更新している人は果たして暇なのでしょうか。

ブログ更新は基本的に無償の趣味です。(一部アフィリエイト系を除いて)そして趣味が一番勢いを持つのが実は忙しい時だったりもするのです。

学生時代、ほっておいたプラモデルを期末試験の真っ只中に限って作ってしまうことがよくありました。「現実逃避?」・・そうかもしれません、でもそういった要素も趣味にあるべきとさえ思っているのです。 (逃避し続けたのであったなら問題ですが)

時間があって趣味のみに生きてしまうと趣味が日常になってしまって逆にモチベーションが下がってしまうんですよね(特に私の場合)。 だから適度に忙しいくらいの方が安定したブログ更新になっていたりするのです。

私のよくお邪魔するブログの管理人さんもかなりお忙しそうな方が多いです。でも忙しく仕事をされている方ほどスキマを見つけることも長けていらっしゃるところがあってなんとか折り合いをつけならが上手くこなされているようです。

ただ怖いのはこういった毎日レベルの趣味はルーチンワークと化してしまうといつの間にか趣味が義務に変わってしまって体や気持ちに負荷がかかってしまう危険性。これだけは避けなければなりません。
ヘビーブロガーの皆さん、趣味が趣味であり続けるために忙しい中の「逃避行動」くらいなノリでいきませんか?

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2005/09/08

自爆的写真提出

20050908
Leica M5 + Elmar 35mm f3.5 (1930)

根が天邪鬼なのでしょうか。毎月参加している講評会の先生に「街中の原色をキーにした切り取りの方向性がいい」と言われてから、あえてその手の写真を提出していません。

普段からそういう方向性の写真は相変わらず撮ってはいるのです。ただ、月に一回3枚しか提出できない制限の中、毎回その手の写真を提出することにちょっと抵抗があるのです。

ベースの部分は維持しながらちょっと違った方向の写真を講評してもらいたい。あえて自分でも「この辺りに問題があるかも」という写真を持っていって、先生に指摘されたら

「やっぱり思った通り」

と納得し、もし自分では気づかなかった「よい点」「悪い点」が見つかればめっけもの・・・・そんな感じで写真を選択してゆきます。

そして何ヶ月かそんなことが続いた今月とうとう先生に言われてしまいました。

「折角いい方向で来ていたのにShigさんの最近の写真は方向性がなく彷徨っている感じですね。作風を変えようとしておられるのかもしれませんが、もう少し深堀りして欲しかったですね・・・・」

センセ~・・・ある意味当たっていますが、ちょっと違うんです(涙)確かに徹底的に深堀りをしているかというとそこまで根性入ってないかもしれません。ただ、作風なんてまだそんな風に思ってないですし、ましてや変えようなんて・・・天邪鬼して色々持っていってるだけなんですぅ~。

自爆覚悟で望んでいる講評会ですが、自爆して凹んでいちゃ意味ないですよね・・・・。くそぉ、次回はもっと変なの持ってっちゃる!←懲りないやつ

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2005/09/07

恥ずかしながら21mm

20050907
Leica M5 + RICOH GR21

思ったとおりの仕上がりでした>21mm。
無理やり撮ったり、撮らされたり・・・。慣れないせいかピントもズレズレな上に露出ミス連発でやられっぱなしの初陣でした。

※レンズによって露出ってシビアになるものなのでしょうか。難しいロケーションでの撮影が多かったとはいえ、ちょっとナーバスな印象を受けました。

今回は開放系中心に撮ったので、GRの特徴のきりっとしたシャープな描写では上がってきていませんが、しばらくはいろいろと試してみようと思います(モノクロも撮ってみなくっちゃ)。画角も露出も難しいレンズですが、使いこなせる日を目指して楽しみが増えた・・・・そんな感じでしょうか。

ああ、でもちょっと悔しいなぁ・・・・・


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2005/09/06

洗わんでも走る、磨かんでも写る

20050906
Leica M5 + Summicron 35mm f2 (6elements)

一時全盛だったコイン洗車場ですが、最近少し減ってきたように思うのは気のせいでしょうか。ガソリンスタンドでかなり格安で洗車をしてもらえるようですし、洗車そのものが「趣味」という人でないかぎりマメに通うということが少なくなったのかもしれません。

私は基本的に「掃除」「洗濯」「お片づけ」の類は苦手かつ嫌いなので「洗車」もできればしたくないタイプ。「洗車」に関する割り切り方はかなり極端です。

■90年式ミニクーパー
自慢じゃありませんが、5年前に買ってから一度も洗車していません。天然降雨による水洗いオンリーです。ヨーロッパなども大衆車はだいたいこういう扱いを受けていて、実用車としては大切にするが、「見せる」要素には無頓着。要は大事にはするけれども「猫っ可愛がり」はしない。洗車する金と暇があったらマメにオイルチェックをする・・・・まあ、そんなところでしょうか。

■91年式某国産車
こちらの方は一応見かけも気にしてはいますが、メンテナンスフリー処理をしています。メーカー純正「ペイントシーラント」をかけています。初期費用はちょっとお高いのですけど、その後はちょっと水洗いするだけで汚れは落ち、ワックス後のように艶が戻ります。駐車時はカバーを掛けていますので出かける前にホコリを落とす程度に水を掛ける・・・・超お手軽です。

ズボラな私はカメラに関しても同じで、扱いはかなり適当です。必要かな?とは思いながらまだ買っていない防湿庫。現在は乾燥剤を入れたプラスチックボックスに適当に放り込む程度・・・。出撃の多いMPなどは出しっぱなしの場合も多いです。

大事にはしたい・・・でも道具なんだからあまりデリケートにも接したくない・・・手入れは最低限に道具は使い倒してなんぼ・・・・と、思ってます。
※なんと見事な言い訳なんでしょ(笑)
※一度アップした写真は自分でアクセスしてびっくりしてしまったので差し替えました(今度からちゃんと大きさを考えてからアップします)。見てしまった方ゴメンなさい。ああ、びっくりした・・・

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2005/09/05

21mm撮影雑感 ~現像待ちの間に~

20050905
CANON EOS 10D + SIGMA 15mmF2.8 EX DIAGONAL FISHEYE
※35mm換算で約24mm (2004年撮影)
※クリックすると大きい画像が表示されます

先日の週末、デジタルGRを待ちきれずに購入してしまったLマウントGR21レンズをライカMPに装着しちょっとだけ撮影にいってきました。

一番てこずったのは「露出を通常ファインダーであわせ、フレーミングを付属ファインダーで合わすという作業」。まだ全然慣れていませんので、撮影リズムがとれません。ピントまで合わせる余裕がありませんから距離はほとんど目測です。
あっちを覗いたり、こっちを覗いたり、レンズをいじったり・・・・・街中で怪しい行動しまくりですね、こりゃ。

21mm専用ファインダーで覗くとそこはいままでの画角とは別世界。GRで慣れていた28mmとの違いがここまであるとは思いませんでした。結局慣れないためフィルムは1本半しか撮れませんでしたし、仕上がりはちょっと不安です。

-「広角画角に撮らされた写真」
-「21mm写真を無理した撮った写真」

こんな写真に上がってくる可能性大です。35mm、50mmなどは自然体な画角ですから被写体と素直に向き合えるのですが、21mmだと今はまだレンズを過剰意識してしまいます。
本来超広角はその場の雰囲気を素直に映し出す究極の自然体レンズ・・・・そんな予感がしているのですが、第一回の出撃は見事にレンズに振り回される一日でした。

※一枚くらいはアップできるレベルで写っていて欲しいなぁ

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2005/09/04

動物写真家と呼ばないで

20050904
CANON EOS 7s + CANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
写真提供:同居人P

えっと、今日の写真は「同居人P」が撮影したものです。
彼女はオールマイティーに写真を撮っていて決して動物を専門としているのではないのですが、動物を被写体にした写真アベレージクオリティーが高く、なお印象的な写真が多いので周りからは

「動物写真が得意なPさん」

として印象が強いのです。
ところが本人いわく「私はもともと動物は苦手だし、動物が得意と言われてもなんか微妙~」と困惑しております。しかし、私から見ても動物を撮った写真に面白いものは多いですし、一緒にいった猿山での写真なんか私なんかよりはるかに猿を捉えておりました。(「よっ、猿写真家!」と呼ぶとえらい怒られますが)

結局好きだからいい写真になるという部分もありながら、苦手だけどその分冷静に切り取れる という二面性があるのは確かだと思います。その人の傾向を見て「○○が得意な人」と言われても本人にとって褒め言葉となる場合とそうでない場合とがあるということです。

※「エテグラファーと呼べばかっこいいかも」と提案すると蹴りが飛んできました。

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2005/09/03

偏食日記 給食大作戦

20050903
Leica M5 + Summicron 35mm f2 (6elements)
※クリックすると大きい画像が表示されます

子供の頃は今よりも偏食が激しかったですから「給食」にいい思い出はあんまりありません。どこの学校もそうだったのかわかりませんが、我が小学校では低学年では給食を残すと居残りをさせられ、完食するまで帰してくれませんでした。

メニューによって残されるメンバーはまちまちでしたが、私は毎日残されるレギュラーとして定位置をしっかり確保しておりました。しかし・・・・・

食えないものはいくら残されても食えるかいっ!

大人になったら食べ物を残しても居残りがないのなら早く大人になりたい・・・・子供の頃は毎日そう思っていました。(大人になったらそれなりの苦労もあるのですけどね。接待とか)しかし、子供とはいえ筋金いりの偏食である居残りレギュラーの私としてはそれなりの対策は立てていたのです。

基本的に残してはいけないのはおかずです。パンに関しては「満腹」という理由で持ち帰りが許されていたのです。「パンは持ち帰りOK」これが盲点です。

1、まずコッペパンの中身を指でほじくります
2、全部食べてしまわずに中身の一部を蓋としてとっておきます
3、嫌いなもの、例えば「人参」「シイタケ」「里芋」などをおかずからより分けます
4、コッペパンの穴にそれら苦手な食材を詰め込みます
5、取っておいたパンで蓋をします
6、残った食べられるおかずを平らげます
7、パンを持って帰るように先生に申告します
8、帰り道の公園のサル山のサルにパンごとプレゼントします
9、証拠は完全に隠滅されます

先生に見つからないように気をつけなければなりません。頭の中で「スパイ大作戦」のテーマがかかります。幸いにも卒業までばれることなく、給食残業はクリアできました。
他にもいろんなテクニックはありましたが、それはまた後日・・・・

※一度ランドセルの中でパンから中身が出てしまいえらい目にあったことも(涙)

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2005/09/02

宇宙戦争

20050902
Leica MP + Summicron 35mm f2 (6elements)

今日の写真は京都駅周辺「信号機」と「京都タワー」です。
京都の象徴のタワーのはずがあまり地元からも評価されず「あるから仕方ないか・・・」的な扱いを受けておりますが、被写体としてみるといろいろな捉え方ができるタワーであります。
「タワーに登ること」でも書いていますが当然登ったことはありません。

思いっきりアンダーで下からあおって撮るとまさに「宇宙戦争」の侵略者のよう・・・。(映画「宇宙戦争」は観ていませんが多分こんな感じ)
こうやってみると35mmってやはり広角カテゴリーだとあらためて感じます。

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2005/09/01

仕事中にスカっとしませんか

20050901
Leica MP + Summicron 35mm f2 (6elements)

自分で考えていて「仕事の一部しか見てないよなぁ」とか「不謹慎かも」とは思いつつ、つい思ってしまうことがあります。
今日の写真のようなシャベルカーで建物を解体する作業の方・・・・・

解体作業中はストレス解消になってますよね

でかい重機を操作して、ボカンスカンと建物を破壊してゆく・・・きっと気持ちいいに違いない!少なくともチマチマとデスクで各部署からの要望で企画書の数字を手直しする作業に比べて爽快であろうことは間違いないでしょう(きっと)

後、自衛隊陸上演習で90式戦車から砲撃する砲撃手さん。撃つとき気持ちよくないですか?ダミー標的に見事に命中するとスカッとしませんか?いやいや戦争を肯定しているわけではないんです。単にでかい大砲をぶっ放す瞬間、ストレス解消しているのでは?と思ってしまうのです。

解体作業も陸上演習も当然それだけをお仕事としているわけではないのでしょうし人間関係でストレスもあるでしょう。でも我々一般人からは

「仕事の一環にストレス解消フェイズがあっていいなあ・・・」と単純に憧れるのです。

私はいま創り上げる側の仕事をしています。そうなるとこう仕事で「破壊する」という行為が羨ましくなる時もあるんですよね。これからの会社もそういった単純破壊行為を仕事のフェイズに組み込むようなシステムになったら通常業務もスムースに運ぶと思うのです。
※ところで単純破壊行為って何?

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