モノ狂い
Leica MP + Summitar 50mm f2.0
「モノ狂い」あるモノに異常に固執する様を表す言葉です。いろんなシチュエーションで使いますが、撮影ということに限って言えばある特定の被写体に固執すること・・・になりますでしょうか。「花を撮るのが好き」とか「景色を撮るのが好き」とかいった程度ではなく、かなり絞られた対象「蛇口」「電信柱」「マンホール」・・・・決してアチラの世界ではなくこういった写真集もあるくらいですから写真を撮るものとしては意外に身近な世界なのです。
すでに傾向として表面化してますが、私の場合「自転車」という被写体にやられています。街を歩いていてもいつのまにか自転車にピントを合わせていることが多いです。
スタイル?これもちょっと違いそうです。自転車のフォルムそのものの魅力だけでなく、生活に関わる道具としての街におけるポジション、そして郷愁とトラウマ・・・そういった存在そのもののある種の触手に囚われている・・・そんな感じです。もしかしたら一番近い言葉は「フェチズム」なのかもしれません。
私の場合、過去の写真を見て被写体の傾向があるとすれば以下の通り
・自転車、スクーター、バイク
・壁、壁のシミ、電気メーター
・ゴミ箱、ゴミ捨て場、ゴミそのもの
・配管、排気ダクト
・鉄柵、有刺鉄線
・自動販売機
・扇風機
・三角コーン
特別被写体 : 猫 (これは傾向というより単なる猫好き)
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