物欲王のいいわけ ちょっと背伸びを
Leica M5 + Elmar 35mm f3.5
久々の「物欲ネタ」です。今までも数々のモノの購入でいろいろ迷ってはきたのですが、ひとつだけ確実に言えることがあります。
本当に欲しかったら妥協せずにちょっと背伸びをしてでも買うべし
だいたい欲しいものの価格は自分が想定しているより若干高めなのが世の常です。予算を考えるとその下のグレードでも満足できるのではないかという気持ちも起きてきます。
どちらにしようかと迷うのもお買い物の楽しみなんですが、明らかにあるものが欲しいと明確なのに「予算」という要素から迷っている場合は危険です。高い買い物であればあるほどちょっとした費用の削減で購入後「実はあっちのほうが欲しかったのに」と後悔し続けるとしたら最終的にコストパフォーマンスは落ちることになります。
完全に実用のものであれば本当に必要な機能かどうかを冷静に見極めれば解決する場合が多いでしょう。例えば「炊飯器」、上位機種で「スーパーウルトラ赤外線反射式超厚釜スペシャル」モデルだと1万円高かったとしましょう。予算の関係上普通の圧釜モデルを買ってもだいたいが美味しいご飯が食べられます。趣味のモノとなるとこうはいきません。予算の迷いからくるちょっとした妥協が大きな損失(心の)を生んでしまうのです。
幸いなことに私はこの手の迷いであまり失敗をしていません。欲しいと思ったらあまり妥協はせずにきたのは振り返るとよかったと思っています。(単に煩悩が強いだけ?)
■今までの成功例
・バイトを一ヶ月延長してまで最新型(当時)のHONDA VT250を買ったこと。
※早く乗りたくてありふれたモデルに手を出しかけたことがあります。
・大型自動二輪を取った後馬力規制のかかった国内仕様にせずフルパワーの逆輸入仕様にしたこと。
※見た目の迫力は一緒なのですが、絶対的パワーの差は大きかったです。
・あるスポーツカーを購入する際、相場の安いATにせずにMTにしたこと
※ATだと3割も安かったので相当ぐらつきました。ATを購入された他のオーナーはほとんどその後MTに買い替えていました。
・ミニクーパー検討時、探しやすく価格も手頃だったインジェクション仕様にせずに時間をかけてキャブ仕様にしたこと
※キャブだと故障も多いよ。というアドバイスもあって迷ったのですが、キャブ関係での故障はまったくないです。(他では相当いってますが(汗))
使用上の注意
注意1)
家族の希望でミニバンを検討している時に「俺の本当に欲しいのはこれじゃあ」といって20年ローンでブガッティーなど買ってはいけません。背伸びしていい予算には限度があります。
注意2)
グレードが高いモノがすべてよいわけではありません。本当に何が欲しいのかを見極める冷静な判断は必要です。よく言われるのが「安いものには理由があるが、高いものには理由はない」。特に中古モノの値付けには注意しましょう。
注意3)
予算に関しては人それぞれ事情がありますので、他人に対しての余計なアドバイスや詮索は控えたほうがよいでしょう。あくまで自分で悩みましょう。
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