ごちゃごちゃ
Leica MP + Summicron 35mm f2 (6elements)
直島の写真があがるまでちょっと別な話題を・・・。
路地裏で半端でないごちゃごちゃを見つけました。気持ちよいくらい「とっちらかって」います。でも何故か心惹かれるものがあり、思わずシャッターを切ったのがこの写真です。
私は時々ミステリーを読むのですが、その中でもお気に入りのシリーズに「フロスト警部シリーズ」があります。まだ日本では3冊しか出ていませんが、主人公のぶっとんだキャラクターと絶妙なトリックとが妙なバランスでマッチングしている傑作です。
で、その主人公のフロストは人手不足の署内で大事件からしょーもない上司からの嫌がらせまで一日で十数件の事件を平行して対応するわけなのですが、当然まともに処理できるはずもなくごちゃごちゃにこんがらがるのですが、私の仕事場でもたまにそういう状況に陥ることがあるのです。二時間後の社長部会の資料に修正が大量にはいり、一度に複数のトラブルが起こり、専務から呼ばれ、部長からは緊急だから折り返し連絡をくれと言われ、会議がダブルブッキングしており、飛び込みのお客が来、コーヒーを机の上にこぼし、パソコンがフリーズし・・・・・。(一度電話が二ヶ所から掛かってきたときに同時に出たことがあるのですが、マンガじゃありません。絶対一度に対応できませんので皆さんはマネしないようにしてくださいね。)
と、まあこんな感じにパニクっている状態にこの路地の状態が似ているな・・・と。
でもどんなにごちゃごちゃになっていてもフロスト警部よりはマシです。興味のあるかたは是非。
■フロスト警部シリーズ
R.D ウィングフィールド (著)
「クリスマスのフロスト」
「フロスト日和」
「夜のフロスト」
創元推理文庫
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