« 偏食日記 季節のメニュー編 | トップページ | 買えなかったもの »

2005/03/13

好きなものは撮りにくい &ぴぽりん登場

200503132
写真提供:同居人「ぴぽりん」

以前このブログにも書いたのですが猫派の私は猫を街角で見かけると「かわいい」「遊びたい」という気持ちが勝ってしまい街角の風景に溶け込む雰囲気のある写真や、猫の一瞬の表情を切り取った写真などは今までほとんど撮れていません。単なる猫写真になってしまっています。それと同じことが実は「車を撮る」ということでも発生しているのです。

今回偶然に遭遇した車は「メルセデスベンツ300SL」という車です。1954年製ですからちょうどライカM3と奇しくも同じ年に生まれたものです。美しいフォルムと特徴的なガルウイングドア、スポーツカーでありながら貴婦人のような気品すら感じさせます。今まで私実車では北海道の「石原裕次郎記念館」に裕次郎の愛車として展示してあったものしか見たことがありませんでした。ところが今年の初め、北野天満宮のあたりの街角を撮影していたところこちらに走ってくSLを見つけたではありませんか「走ってる300 SLだって?」舞妓さんのグループが歩いていましたが完全に無視。思わず追いかけます。まるでスーパーカーブームの頃の子供のように興奮した私はSLが駐車しているところまで追いかけ、トランス状態で写真を撮りまくりました。

今回掲載したのは私の写真ではありません。SLを撮影している私の横で数枚何気に撮影していた同居人「ぴぽりん」作です。私のSLの写真も同じようなアングルからの写真もありましたが、やはり主役は車でした。そしてそれはどう見ても単なる「車の写真」。ところが同居人「ぴぽりん」はこの車には全く興味はありません。ですからこの写真の主役は「空」だったりします。しかしながら私の「車の写真」より名車300SLを表現していたのです。
くやしいですが、私の負けです。この記事をエントリーするために私は同居人「ぴぽりん」からこのポジを借りました。「ふふふ、貸してあげるけど・・・ふふふ」と意味深な笑みを浮かべます。見返りに何を期待しているのでしょうか。怖いです。

ネタが不足しているわけではありませんが、ネタの宝庫である同居人「ぴぽりん」は今後の記事にちょくちょく登場してくると思います。よろしくお願いしますね。

|

« 偏食日記 季節のメニュー編 | トップページ | 買えなかったもの »

コメント

>「走ってる300 SLだって?」
その気持ち、よくわかります。
僕も、実動している300SLなんて見たことありません。
Shigさんもご存知かもしれませんが、某変態系クルマ雑誌(注:ほめ言葉です)が毎年茂木で「ヒストリックオートモービルフェスティバル」っていうイベントを開催してくれるおかげで、首都圏在住の私は比較的その手のヒストリックカーを目にする機会に恵まれてるんですが・・・それでも「動いているSL」なんて、見たことないなぁ。
Shigさんもざぞや興奮したことでしょう。

で、客観的に写真撮っていた同居人さんの方が「作品」になっていると・・・
うーん、そういうこともあるんでしょうね。

投稿: エントロピーM | 2005/03/13 21:29

Shigさん、こんばんは。

ひぽりんさん恐るべしですね。
しかし本当に車の撮影って難しいですよね…
私も何度かチャレンジしましたが、中古車情報誌Gooに掲載されているような写真しか撮れませんでした。
メルセデスのCMのような写真が撮れたら最高なんだけどなぁ…

投稿: a_hase | 2005/03/13 22:32

>エントロピーMさん
乗っていたのは「いかにも」というダンディなおじさんでした。車庫入れはノンパワステと重そうなクラッチで四苦八苦していましたが・・・。上七軒始業式のため歌舞練場に来ていたVIPさんだったので多分イベントの時だけ乗っているのでしょうね。俗に言うスーパーカーより衝撃でした。来年の上七軒始業式が晴天だったら動いているSLが見られるかも知れませんよ。

>a_haseさん
ロケーションも天候も最高だっただけに悔やまれます。最高の被写体に会っても頭が真っ白になっていてはいけませんね。ちなみに同居人ぴぽりんは私よりフィルムを消化しているにも関わらずレンズは一本主義です。(28mm-135mmズーム)

投稿: Shig | 2005/03/14 00:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 好きなものは撮りにくい &ぴぽりん登場:

« 偏食日記 季節のメニュー編 | トップページ | 買えなかったもの »