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2005/03/12

偏食日記 季節のメニュー編

20050311

旬の野菜とか魚とか、その素材が店頭に並ぶと「もうこんな季節になったんだなあ」と気温の変化だけでなく生活の中で季節を感じるというのは気持ちのいいものです。
ただ、そういった旬の野菜に対して皆が好んで食すと思い違いをしているお店の人は、そのことで辛い思いをしているお客がいるとは夢にも思っていないようです。

去年の初秋、仕事の出先で昼食のため(だいたい事件は昼飯時に起きる)、とあるイタリアンレストランに入りました。ホワイトソースが好きな私は「ツナのクリームソースパスタ」を注文したのです。
しばらくして仕事の書類を整理しながら待っていた私に店員が満面の笑みを浮かべながらパスタの皿をテーブルに置きました。

「ツナのクリームソース秋味です」

私の顔面から血の気が引きます。店員はさも得意げにこう続けます。

「秋の味覚、キノコ類をたっぷりいれました。季節限定のサービスです」

温厚な私その場でテーブルをひっくり返しはしませんでしたが、笑顔の店員を悲しい目で見つめました。店員は私の悲しさに暮れる私の心中を察することなく「ごゆっくりお召し上がりください」と言い残し軽い足取りで厨房の方に歩いてゆきました。
残された私は途方に暮れました。

私はキノコ類が大嫌いなのです。(クリームを和えて茸臭がきついものは特に)

大きなキノコだけなら我慢してよけながら食べることもできますが、細かく刻んだキノコらや小さなキノコやらがクリームソースと有機的に絡んでいます。
私は普通のツナのクリームソースのパスタが食べたかっただけなのです。何でメニュ-に「ツナとキノコのクリームソースパスタ」と書かないのでしょうか。カレーを頼むとそこにはニンジンが入っているリスクを当然享受しながら注文します。大人ですから嫌いですが、カレーからニンジンを避けるマネはいたしません。ただ、メニューから想像できない素材を勝手にみんな喜ぶだろうと思い込み、さも「嬉しいでしょう」といわんばかりの笑顔で入れないでいただきたいのです。ある時なんか手長海老のトマトソースを頼んだら勝手に「秋茄子」が入っていました。(私は茄子も大嫌いです)こうやって仕事の合間の楽しみである昼食が破壊し続けられているのです。

やはりここでも自分の身は自ら守るしかないのです。秋が近づくと私は店員に質問が多くなります。

「これにはキノコとか茄子とか入っていませんよね。」

※さすがにラーメンを頼む時には聞きませんが、もしそこで入ってきたら今度はテーブルを引っくり返さない自信は私にはありません。
 

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コメント

ポエムのある空間のバランスのとれた写真ですね。きのこが嫌いですか? あらま・・。

レストランだと、素材をはっきり書いておいてほしいですよね。食堂とは違うわけで。

投稿: PUU太郎 | 2005/03/12 20:25

相変わらず写真と文章のつながりは希薄です。このまま「おちゃらけブログ」になってゆくのでしょうか。思いつくネタはそんなのばっかり・・・。とほほ。

投稿: Shig | 2005/03/13 18:17

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