ベルギービールあれこれ
ベルギーでは「ビールください」と頼んではいけません。銘柄を指定しないとお店の人は困ってしまします。そうですねお寿司屋さんに行って「お寿司ください」というのに似ているかもしれません。それはもう普通の店でも数十種類は置いていますから日本である程度調べていった私も超有名銘柄以外は現地ではさっぱりわかりませんでした。
■すべての銘柄にそれぞれ専用グラスとコースターがある
ビールも沢山並べてあったりしますが、それより圧巻なのはグラス。さまざまな形のグラスが用意してあり、ビールの銘柄のマークがついたグラスでやってきます。以前飲んだビールでもう一度飲みたかったけど名前を忘れた時、ジェスチャーでこんな形のグラスだったと説明したら出てきたことがありました。
■ビールにはいろんな種類がある
日本でビールといえばラガーのピルスナーという種類のビールがほとんどですが、ベルギーでは「エール」や「ランビック」など種類も幅広く、とにかく飲み飽きません。
アルコール度も軽いものから20度近い強いものもあり、あまりお店の人に任せて頼んでがぶがぶ飲んでいると大変な目にあいます。あまりに種類が多く、何を飲んだのかわからなくなってきたので途中からデジタルカメラで写真を撮って、できるだけ違う種類のビールを飲むようにしてきました。9日間で20~30種類のビールは飲んだ気がします。
■ベルギーではビールは水
平日の昼間っからみんなビールを飲んでいます。明らかに仕事中の人、買い物途中の女性、モデルのようなお兄さん・・日本では明るいうちからビールとはいえアルコールを飲むことは抵抗ありますが、ベルギーではもう大手を振ってがんがんいけます。ビール好きの私にはもうたまりません。朝からビールです。
■地元ルール
これは後で調べてもどこにも載ってなかったのですが、現地で見つけたルールです。地元の人の飲みっぷりは個性的で、人によっては一度に2杯頼んでそのうち1杯は一気飲みして残りの1杯はゆっくりと楽しんでいたりします。共通して地元の人は本当に「粋」な飲みっぷりでしたがもうひとつ共通していたことは
「最後まで飲みきらず、グラスに少し残す」
いつもグラスに1㎝ほどビールを残しているのです。それで飲みきらないうちに次のビールを頼んでいます。お店の人もビールが少し残ったグラスを下げています。地元マナーなのかなと、私も意味も分からないまま真似して少しグラスに残してきました。誰か理由知りませんか?
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コメント
大阪には「ミュンヘン」(サッポロ系?)と言う名のビヤホールがあり、時々寄ります。樽出しですので美味いです。でも拝読すると、ドイツやベルギーの本場はやはりすごいですね。それだけたくさんの種類があるとは・・・。
何だか飲みたくなってきました。さて、冷蔵庫へ。(笑い)
投稿: PUU太郎 | 2005/03/09 22:05
日本でもベルギービールはだいぶ手に入るようになりましたが無茶苦茶高いです。私も基本は日本のビール、時々ベルギービールという感じでしょうか。
投稿: Shig | 2005/03/09 23:13