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2005/02/18

「はじめての撮影」原体験バージョン

20050218

Omoteさんのフォトブログ「ほっつきながら」~はじめての撮影~からのトラックバックです。トラックバックでエントリーするのは初めてなのでちょっと緊張します・・・。
私は「はじめての撮影」という題を見て、瞬間的に脳裏をよぎったのはもっと原体験での「はじめての撮影」でした。現在写真を趣味としていない人でも一度も写真を撮ったことがない人っていないのではないかと思います。そして誰しもが「はじめての撮影」を経験し(多分子供の頃)そのイメージは思い出として残っているのではないでしょうか。
私は小学校3年の頃、小さなトイカメラを親にねだって買ってもらったのが自分の意思での初体験です。恥ずかしいので公開はしませんが、恐ろしい事に当時の写真は結構残っていたりします。それを見返してみて思うことは、技術的なところは論外として子供心に「カメラで写真を撮りたい」という欲望は純粋かつアグレッシブだったような気がします。子供の頃はその後、興味はサッカーや仮面ライダーに移行してしまいましたが、時を超えて数十年後、今の私にその時の気持ちが継続されたと思っています。大人はつい技術論に走ったり、つい格好をつけた写真になりがちですが、アマチュアとして趣味で写真をするなら手練手管に走らない当時の子供心のままでよいのではないでしょうか。そういった意味で目茶苦茶初心に戻ろうと思った「はじめての撮影」というお題でした。

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コメント

TBありがとうございました。
私の場合、複数でいく旅行などで写るんですで記念写真を撮ることはあったんですけれど、自分一人で「これを撮りたい」と思って撮影をする経験というのは、子どもの頃にはありませんでした。親はカメラを趣味にしていましたが、触らせてもらったことはありませんでしたし、自分のカメラをもつこともありませんでした。
ですから、Shigさんのように原体験をされていて、さらにそれが残っている…というのはとてもうらやましいです。
ただし、常にカメラへの興味は持ち続けていたような気がしています。なぜかきっかけがなかったんですね。その分、カメラを手にしてからのしばらくは爆発的に撮りまくりました。

子どもの頃の自分の視線が残っているなんて、本当にいいなぁ…と思います。

投稿: omote | 2005/02/19 23:48

Omoteさんこんばんは。
>子どもの頃の自分の視線が残っているなんて、本当にいいなぁ…と思います。
いえいえ、その逆なんです。遅咲きで写真復帰(ブランク数十年)した時はすでに余計な経験をした大人になってしまっていたわけで、最近まで、「もういい歳なんだからちゃんとした写真を撮らなきゃ」という脅迫概念に無意識に捕らわれていたような気がするんです。
でも、何のために撮るのか・・・今、撮っていて何が楽しいのかという原点に立ち戻った時、小学校3年の頃の自分の写真に教わったような気がしたのです。自分なりに自然体で撮っていたと思っていながら、何かしら捕らわれていたものからスッと力を抜かせてもらったような今回の「はじめての撮影」というお題。本当に感謝しています。

投稿: Shig | 2005/02/20 20:33

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