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2005/02/15

composition

20050215

構図を無視して撮る場合があります。「ノーファインダー」でスナップする時・・・これでは構図は取れませんね。「決定的瞬間」に出くわした時・・・よほど待ち構えていない限り急に出くわすと構図は取れません。場合によってはピントや露出も間に合いません。ライカを持ち歩く時は絞りを絞った状態で露出を合わせて、ピントは数メートル先に合わせておきます。つまり被写界深度を深めにとって、スナップモードにしておくのです。
さて、落ち着いて撮るときはどうでしょうか。一眼レフで撮るときは結構あれこれ構図を考えます。レンジファインダーの時は少しルーズになります。コンパクトカメラの時はかなりルーズになります。
ただ、構図に関していうと「まっすぐ撮るか」「傾けるか」だけはしっかり意識します。傾けるということはある意味写真にとってイレギュラーなことであり、意識してやるべきことを後付けで調整することはしていません。露出のミスが思わぬ傑作を生んだり、ピンボケがいい味を出したりのラッキーは受け入れるんですけどね(笑)。
ノーファインダーの大家、森山大道氏は「構図なんざ、後からトリミングすればいい」とおっしゃっています。それはそれでアリだと思います。氏はそうは言っても撮る時点できちんと作品をイメージされているでしょうから・・・。
※今日はお題に合せてギャラリーから写真を拝借してきました。

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